灯し上げ(とぼしあげ)

灯し上げってきいたことはありますか?

私の出身の高知では

亡くなった二年目のお盆を「灯し上げ(とぼしあげ)」と呼びます。

自分は18歳で高知を出てしまったので

この灯し上げを知りませんでした。

最初聞いたとき、何のことはさっぱりとわからず・・・

母が亡くなったのは平成30年の3月なので、今年は二年目のお盆となります。

とぼしはじめ とぼしあげ はセットで使われている言葉?のようですが

今年の灯し上げをもって終了すると兄に言われました。

灯し を 上げる (終了) という意味のようです。

とぼしあげ は

灯篭をかざり、最後に燃やすというところからきているようですが、

現代では灯篭を燃やすということは諸事情から家では出来ないのでしないようですね。

さて、灯し上げの実際の法要ですが

普通の初盆と変わらず お寺で僧侶に読経してもらい

焼香して

親戚で食事をして 終了 でした。

この灯し上げの風習、どうやら四国全体とかではなく

宇和島とか愛媛とか高知など 特定の場所や宗派で異なるようです。

ちなみに同じ高知に住んでいる若い人に尋ねたら

「灯し上げ? そんな言葉は聞いたことないちや」

と言われました。

折しも、台風10号が直撃するタイミングで灯し上げでした (;’∀’)

早々に法要をして、食事をして「解散」となったのですが

台風ってことで 街は静か。

ホテルに戻って いつもは中々できない勉強をしていました。

こういった知らなかった言葉を知ることも自分の中の知識が増えるので開運に結びついていきますね。

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