商売の極意とは
今日はあなたの好きなお米の話しです。
あなたは一番どこのお米が好きですか?
といきなりこんなことを聞いて商売の極意の話しじゃないのー
とダダをこねないでくださいね。
これはお米の問屋さんから聞いた話しです。
米問屋といってもそんじょそこらの米問屋ではありません。
東京の大都市地域をまとめる組合長から聞いた話しです。
ここで話しを元に戻しますが、あなたの好きなお米はどこ産ですか?
◯◯産が好きだけど、、、、
◯◯産も捨て難いわー
いや、◯◯産の方がコシがあって噛みごたえがなんとも言えないのよー
とか、
ほんと?わたしはやっぱり柔らかなネバネバしたお米が好きなのよー
とか、各々のが好きな銘柄があると思います。
これって実は生まれ育ってきた地方のお米の質によって好みが分かれくるらしいのです。
例えば、東京の人でも東北とか北のほう出身の人は柔らかなお米が好きらしいのです。
また西の地方のひとは硬くて噛みごたえのあるお米が好きらしいのです。
これは生まれ育ったところの土壌で決まっていて上手く炊けたお米でも噛んだ瞬間好みが分かれるらしいのです。
その証拠として、日本橋の三越などで丹波米のフェアを催したのですが、初日は有名デパートで売
ってるお米だからと物珍しさもあってかかなり売れたらしいのですが、それからというもの全く売れなかったらしいのです。
何故だかわかりますか?
頭のいいあなたなら、もうわかったと思いますが、、、!
そうでーす。
買いに来たお客様は北出身のひとが多かったのです。
勿論、丹波米は美味くて最高なのですが、北出身のひとから見たら硬すぎたのでした。
人それぞれとは思いましたが、売れなかった事実とアンケートを広く取った結果だと言っていました。
だからいまでは上手にブレンドしたお米が最高評価を受けているんだよと語ってくれたのです。
銀座にある有名寿司店などでは、上手にブレンドしたお米をお客様に提供しているとか。
商売の極意とは常識にとらわれないで、かけ算足し算で商品をお客様に提供するということです。
お読み頂きありがとうございました。