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開運カウンセリングランキング
天国と聞いて何を思い浮かべますかー
地獄?お花畑?天使の住む街?
じゃあ、階段と聞いて何を思い浮かべますか?
上へ登っていく?膝が痛くならないように、、、(何段を登るつもり?)段差が違う階段<8設計ミスか、、、)
では天国の階段と聞いて何を思い浮かべますか?
エルトンジョン?雲が見える?(それって何段目?)高所恐怖症?
と人は自分のイメージで思い思いのことを
天国の階段に思い描きます。
わたしは天国の階段と聞いて、頚椎5、6番目
と答えます。
それはなぜか?
今から12年前に急に手と足に力が入らなくなってとうとう動けなくなってしまった過去があります。
これは大変と知り合いに腕のいいドクターを紹介してもらい受診したのですが
診断名は、”頚椎5,6番左の椎間板ヘルニアだったのです。
そしてレントゲンの写真を見せて医者は私にいいました。
「はい、ココ見てください、神経に椎間板が骨格化して伸びて突き刺さっていますね、これは重傷ですぐに手術する必要があります」
えー、と驚きましたが
わたしは一つ不安なことがあったので医者に聞きました。
「先生、これって手術すると歌が下手にはなりませんかねー」
医者は私の顔をまじまじと見て言いました。
「下手になります、が歩けるようになり手にも力は戻ります」
わたしは正直悩んでいました。
ううううーーーーどうしよー
唯一の趣味の歌うことが下手になるならやめようかな、、、
しかし医者は言います。
「動けなくなってもいいんですか?」
私は歌が下手になることと引き換えに手術に同意したのです。
それから即入院して手術の当日がやってきます。
その朝わたしはおもむろにメールをチェックしていましたが
彼女からメールが来ていたのです。
「肉体あっての旅が楽しいから天国の階段は登らないでね」
わたしはえ?と思いましたがその言葉を胸に手術室へと向かったのでした。
麻酔科の先生が来て全身麻酔を今からしますが、5秒で眠りにつきますから。
わたしは半信半疑で5秒数えていたのですが3.5秒までの記憶しかありませんでした。
手術中わたしは手術されている記憶はなく
雲の上を飛びながら遊んでいました。
すると上のほうから誰かが呼んでいたのです。
なーんか、楽しそうだなー
上のほうへと階段を上っていったのです。
するとそこに広がっていたのはお花畑でした。
色とりどりの花たくさんの花が咲いていました。
そして広大なお花畑を抜けると目の前に川が見えてきたのです。
川のところに私を待ってるかのように小舟と船頭がいるではありませんか。
やけに用意がいいなー
と思いながらわたしはその船に乗り込もうとしたその時です。
どこからか声が聞こえるじゃありませんか。
「肉体あっての旅が楽しいから天国の階段は登らないでね」
あたりを見回したのですが彼女の姿はありません。
しかしそのフレーズにふと我に返ったのです。
”そうだ、帰らなくちゃ”
そう思った瞬間、わたしは突風に身体ごと吹き飛ばされて地上へ
と落下していったのです。
目を開けるとそこは病室でした。
わたしは全身管をつながれて手術のあとの血だらけ状態で包帯を巻かれていたのです。
そばには彼女がいました。
「あー、良かった、、私の言葉を聞いてくれたのね」
わたしはしばらく歌をやめていましたが約3か月ぶりにカラオケ屋へ入り
歌ったのでした。
わたしのそのあとの落胆は想像通りでした。
と、、、、
わたしの実話ですが
「天国の階段に上って川があっても決して向こう岸には行かないでください」
と今日は真面目なお話でした。
24時間で幸せになれる心のスイッチの入れかたを教えます。
お読みいただきありがとうございました。