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餅とカマキリ

 

ある四国の山あいの村の出来事です。
その村では昔から丸餅を食べる習慣がありました。

 

村人はこぞって家々の丸餅を持ち寄り村の集会場で食べてはお茶を飲み色々な話をみんなで共有していました。
そしてこの地方では昔からカマキリを大切な友人として扱ってきました。

 

集会場の軒下にはカマキリの親子が住んでいました。

 

”なあ、息子よ、おまえもいい歳になった、嫁をとってみんか?”

 

父さんカマキリは息子に尋ねました。

 

”でも父ちゃんここら辺には年頃の娘はおらんよ”

 

ほとんどの雌のカマキリは高齢者でした。

 

”そうだなあ、じゃあちょっとばかし遠いが北の地方に嫁さがしに行くか!"
父さんカマキリは息子に会う嫁を探すために北に出かけてゆきました。

 

それからしばらくして父さんカマキリは若い美人の
雌のカマキリを連れてきました。

 

"息子よ、おまえの嫁になる人を連れてきたぞ、どうだね?”

 

息子のカマキリは一目見るなりその娘を気に入りました。

 

雌のカマキリも息子を一目見るなり気に入ったのです。

 

やがて二人は村人が仲人をかってでてくれたので盛大な結婚をしました。

 

そして誰もが羨む仲の良い夫婦になっていったのです。

 

ある時、村恒例の餅つき大会が始まりました。

 

カマキリも餅が大好きでしたのでその恩恵にあずかりました。

 

そのかわりに村人がついた餅を丁寧に丸い形に仕上げるのがカマキリの仕事だったのです。

 

父さんカマキリも息子もついた餅を起用に自分のカマの手で、丸い形に仕上げていきました。

 

ふと息子は、女房のカマキリの作業を見たときにびっくりしました。

 

なんとついた餅の端をきれいに四角に斬っているではありませんか!

 

息子は聞きました。

 

”女房よ、なんで餅を丸ではなく四角に切っているんだい?”

 

”だって四角に切ったほうが
餅が沢山早く出来るじゃありませんか?"

 

すると息子のカマキリが言います。

 

"効率的と言うのかい?しかし丸餅のほうが形は美しい
、なんと言っても人間が口に入れたときの食べやすさや、きなこやあんと言った具も
まんべんなく餅に絡みつくので味がとてもいいよ"

 

すると女房カマキリが言い返します。

 

"でも海苔を巻いて食べるには丸餅では歯ごたえがなくなってしまいます、
それに四角餅を並べたときの美しさと言ったら整然として心がスッキリしますわ"

 

息子のカマキリはまた言います。

 

"しかし、女房よ、新築祝いで人間が投げる餅はやはり丸餅のほうが
危なくないぞ、四角では角に当たって怪我をする"

 

すると女房カマキリはまた言いました。

 

"あなた、大切な事はその餅で人間がいかに幸せになるかなんじゃないですか?

 

私たちは無駄な言い合いをしてる気がします、話し合うことでお互いの
溝を埋めていく貴重なものだとは思いますが、この話題は平行線で終わる気がします、
もうやめましょう"

 

と言いました。

 

すると息子のカマキリは自分のカマを持ち上げて言います。

 

"そうだね、大切な話題ではあるけれどなんか平行線になりそうな気がするね、
それぞれの良いとこがあるしそれを認め合うということのほうが大切だね"

 

そういうと息子のカマキリと女房のカマキリは人間たちが作った餅を、
また一生懸命切っていきました。

 

でも女房カマキリの餅は四角のまま出来てきたのです。

 

息子と父は伝統的な丸餅に切って揃えています。

 

最初はお互いに譲らなかったのですが、尊重することの意味を
二人は理解したのです。

 

やがて二人は、出来上がった丸餅と四角餅を綺麗に並べていきました。

 

それを見た人間は口々に言いました。

 

"あれま、丸と四角が交互に出来とるよ、まっ色々使い方が
増えて良いかも知れん、カマキリさんがんばってなぁ"

 

カマキリの夫婦も顔を見合わせ流れる汗をお互いが
拭いながら仲良く笑顔を見せました。

 

それ以来丸餅と四角餅2つ合わせて食べると夫婦
仲良くなることから夫婦餅と言うようになりました。

 

夫婦餅の噂はやがて日本全国に知れ渡ることとなりました。

 

そのあと、その村は日本で唯一の夫婦餅の里として有名になったとさ。

 

おわり
ⓒ2019 tegoo hosshi

 

お読み頂きありがとうございました。

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続きを読む≫ 2019/06/13 13:01:13


 

今回もわたしがつくったショートショートです。

 

今日はショートショートDAYになりました。

 

 

 

 

 

 

 

あり神様と神樹

 

神樹の土の中には、大きな心をもった小さな神様が住んでいました、名前をあり神様といいます(神樹(しんじゅ)とは神社の中で育った苗木のことです)

 

 

女性の神様です。

 

 

続きを読む≫ 2019/03/21 22:55:21


 

今日はわたしが書いたショートショートです。

 

日頃感じていることを書きました。

 

 

 

 

 

自転車に乗って

 

太郎君は小学3年生です。
最近ようやく自転車に乗って遠出をすることができるようになりました。
それまではお母さんに”まだ、ダメよ、遠くに行って帰ってこれなかったらどうするの?”
といって時々言われていたので行く決心がつきませんでした。

 

 

でも太郎くんも太郎君の友達もだんだんと体が大きくなって自転車に乗っていても
楽々と近所は散策ができました。

 

 

今日は川向うの街まで散策に友達3人と出かけます。いつも仲良し4人組です。
彼らはとても気が合っていました。

 

 

何をするにも一緒になって行動していました。
友達と合流した太郎君は自転車に乗って家を出発しました。

 

少し走るといつものとまれの標識が地面に書いてあります。太郎君はお母さんに言われたことを守って自転車に乗っています。

 

 

 

 

”止まれの文字が地面に書いてあるところは必ず止まりなさいね、

 

この文字は自転車のために書いてあるわけではないけれど交差している道から自動車やオートバイが止まらないで走ってくるかもしれないから必ず止まるのよ、

 

 

 

いいわね、

 

それから交差している道路に差し掛かったら最初にスピードを少し落として右見て左見てそして通過するときにももう一度確認するのよ、太郎はできるわね”

 

 

 

 

それ以来太郎君は交差する道路に差し掛かった時にはまずスピードを落として注意して確認して走っています。

 

 

あとお母さんが太郎に口酸っぱく言うのには理由があったのです。
それはお母さんの姪っ子が自転車の事故で亡くなったのでした。

 

 

自転車に乗り始めて間もないころの事故だっただけに

 

叔母であるお母さんは姪っ子のおさん同様ひどく落ち込みました。

 

 

 

 

 

”行ってきます!”

 

 

 

 

 

 

元気よく家を真新しい自転車に乗って飛び出した姪っ子はいつもの通学路で事故にあいました。
それは交差する道路で起きました。

 

 

 

 

姪っ子の走っている道路が交差する地点に差し掛かった時のことです。

 

 

止まれの文字も書いていないので特に左右の確認をすることなく交差する地点を走ろうとした次の瞬間、止まれの標識を無視してオートバイが突っ込んできたのです。

 

 

 

 

オートバイの青年はよほど急いでいたのか止まれと書いてあるのを見てたのか?

 

見てなかったのか?

 

 

 

とにかく猛スピードで突っ込んできたのです。

 

 

 

 

いまの太郎君と同年齢の姪っ子は跳ね飛ばされてそのまま死んでしまいました。

 

 

 

 

それ以来その交差する道路には注意を促す標識がたてられました。
そこを通るたびにしばらくは注意して走行していました。

 

 

 

しかし時が経つにつれて人々は忘れてしまいました。

 

 

太郎君と友達は交差するところで自転車を降りて走行する自転車やバイクや車を見ています。

 

 

 

太郎君が友達に姪っ子のことを話したのです。

 

 

 

友達は太郎君の姪っ子みたいな犠牲者を出してはいけないという気持ちに想いを一つにしたのです。

 

 

 

自転車から降りて行きかう自転車などをよく観察していました。
すると友達が声をあげて言います。

 

 

 

 

”あっ、危ないなあ、今の見た?自転車同士だったけどどちらも止まらなかったぞ、ぶつかりそうになったぞ、実際ぶつかったらどうするんだろう?”

 

 

太郎君たちもその友達の言うことを聞いて頷いています。”確かに危ないよなあ、どっちかが止まってくれるだろうって考えるからダメなんじゃないのか?”

 

 

 

 

一人の友達が言います。

 

 

 

 

”そうだね、向こうが止まってくれると思ってちゃダメなんだよね、お互いに譲り合うことができないと、これじゃ事故はまた起きるよな”

 

 

 

 

みんなその言葉に頷いています。

 

 

”みんなが譲り合うことで事故は起きなくなると思う、みんながその心になってくれればうれしいな!”

 

 

”賛成、賛成!”

 

 

 

 

そして、太郎君たちは確認して譲り合いながら目的の場所を目指しました。

 

 

 

 

終わり

 

 

 

ⓒ2019 tegoo hosshi

 

 

 

お読み頂きありがとうございました。

 

 

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